コンビニ
最近はどこのコンビニも外国人労働者ばかり。
日本語も流暢だし一見コミュニケーションに問題は無さげなんだけど、ときどき犯す些細なお痛にはお冠です。
つい先日の話だけど、仕事終わりにお腹がすいてのり弁当を買ったんだよね。
「アタタメマスカ~?」
「あ、お願いします」
ここまでは普通。
で、タバコも買おうと注文したところ、別の店員があろうことか隣のレジからタバコを投げてやがる。
「トッテトッテ!132バン!」
トッテトッテじゃねぇ!それ今から俺が買うヤツだろうが!商品で遊んでんじゃねぇぞ!
と、暴言を吐きそうな勢いを抑え、ここは冷静になってと何事も無かったかのように立ち振る舞った。笑顔まで見せる余裕の対応。
ふっ、俺って大人だ…。
そんな余韻に浸りつつ帰宅後、外国人も大変なんだから優しくしてあげないと。
なんて考えながら袋から弁当を取り出すと付属のタルタルソースが爆発していた。
かまちょ
今日ポストにマンション住人による抗議文書のようなものが投函されておりました。
ざっくり説明すると『最近夜間の私語がうるさい。夜の仕事をしている奴らだろどうせ。このクズヤロー共が!文句あるなら俺の部屋まで訪ねてこい!まぁ来たら不動産屋にチクっちゃうけどね。笑』てな内容。
たぶん全部のポストに入れてるんだと思うけどとりあえず一言。
夜仕事してる人って夜間は家にいねーと思うぞ。
そのまま「夜仕事してる人は夜間は家にいないと思います!」と書いてポストに投函し返してやりました。
*部屋番と名前は記載されていたんだな。まぁそこはなかなか勇気がある。
いやいや、これぞ一日一膳。
ディナー!ディナー!チキンディナー!
『ラスベガスをぶっつぶせ』って映画見たことある人いる?
2008年公開で、“大人の遊園地”ラスベガスを舞台に、MITの数学の学生がカジノに乗り込み、ブラックジャックで一山当てようと試みる実話を基にしたアメリカ映画。
ギャンブルは長時間すればするほど、負けるという確率に収束することが数学的に知られているんだけど、この作品では “ブラックジャックカウンティング” を用いて短時間で荒稼ぎする様子が描かれている。
カウンティングっていうのは簡単に説明すると、すでに出たカードから残りのカードを、小さい数字、大きい数字、その中間の数字、絵柄をグループ分けして、その出た割合から賭けるという方法。
ただ、これには相当な慣れと記憶力が要求されるし、カウンティングをするとカジノから追い出される事もあり得る。作中でもカウンティングを見破られて、主人公がボコボコにされているシーンがあるけど、ルール上は不正をやってるワケじゃないし、むしろ右脳をフル活用した正当な戦略だけど、カジノってのは私的な土地で不適切と判断した客は追い出せるって理論かららしいんだよね。
とは言え、カウンティングを見抜く警護側の眼力も凄まじいものがあるよな。
まぁだけど、誰がどこのカジノでカウンティングしよーが、ボコにされよーが、強盗しよーが俺には全く関係ないよ。
ギャンブルやらないからな。
森下さん
コンビニでのアルバイト時代の話。
なかなか面白いキャラがいたんだわ。
俺が働いてたファミマは家族で切り盛りしてるコンビニで、昼間をお父さんとお母さん、そして夜間を息子さんが受け持つという店舗だったんだけど、この夜間の息子さんがとても痛い行動をとる人だった。
名前は森下さん。マネージャーである。風貌は小動物のような顔に小柄で猫背。35歳にして「ディアボーイズ」というバスケ漫画の藤原匠という主人公に憧れて、理髪店で同じ髪型をオーダーする痛さっぷりだ。
さらに、毎日同じ時間帯に店に立ち寄る水商売のねーちゃんに一目惚れしレジ越しに告白し玉砕する無謀さ。
そんなの100%無理に決まってるだろ。つーか、勤務中に何やってんだ!
まぁ、森下さん自体本来はいい人なんだろうし、嫌いじゃないんだけど…
嫌いじゃないんだけど…
嫌いじゃないけど、
生理的に無理でしょこんなの。
タクシー
タクシーの運転手というのは何故あんなに話しかけてくるのだろうな。
しかも、意味のない無駄話を長々と…。
「明日は朝方から雪になるらしいですな~お客さん」
つーか、その時間寝てるし!
「出掛ける方には堪える日になるでしょうな~お客さん」
つーか、出掛けねーし!寝てるし!!
「私の懐も最近はメッキリ寒いですよ~お客さん」
いや、誰がうまい事言えっつったよ!そして、いちいち語尾にお客さんをつけるのやめれ!!
「あれ?もしかして、お客さ~ん、今から中洲でグイッ♪てな感じですかぁ~?」
仕事だっつーの!つーか、何だそのほくそ笑んだ顔は!!
と、外の景色を眺めながらすべて「はぁ」で返した日和見の俺。